今日は3日坊主を抜け出して、思

いどおりに生活するための方法を

お伝えしたいと思います。

 

     予測と準備

最初にお伝えするのが「予測と準

備」です。

この方法は、前回説明した「WHY

思考の欠如」を補う役目をしてく

れます。

「予測と準備」とは、何かを始め

る前に、継続して行動をするのを

妨げる要因を予測して、あらかじ

め対応策を決めておくという方法

です。

なぜ、私たちが継続できないの

か? 

それは、継続するのをやめたくな

ったときに、どう対応するのかを

決めていない。

もしくは、「もうやめようかな」
と心が弱っているときに対応策を
考えてしまうからです。

心が誘惑に惑わされているときに、

その誘惑に対抗できる手段を考え

られるわけがありません。

仮に思いついたとしても、実行に

移せるだけの気力は残っていない

でしょう。

だからこそ、「先に」どんな誘惑
があるのかを想定して、「先に」
対応策を決めておくのです。

あとは、その誘惑がやってきたと

きは、誘惑に対抗するのではなく、

決めた対応策を実行するだけです。

赤信号になったから止まる、のよ

うに、○○という誘惑がきたから、

●●するというようにです。

これで誘惑に負けることも、“無策”

で臨んでいるときよりは減り、あ

なたの継続力はより強いものにな

るでしょう。

 

     自分に問いかけることを

新習慣にする

自分に問いかけをしたほうが、目

標達成率が高くなることが科学的

な研究でわかっています。

イリノイ大学の研究で、自分の考

え(目標)に対して、ポジティブ

な思考で語りかけるよりも、疑問

形をぶつけたほうが、事前の準備、

段取りがうまく行くことがわかり

ました。

何かを始めるのに、事前の準備と

段取りがうまく行くなら、当然継

続する確率も高くなります。

例えば、「夏までにダイエットす
ることができるだろうか?」とす
ることで、現実的な解決策を考え
るようになるからです。


目標に対して、疑問形にすること

によって現実的な道筋を考え(難
易度の適切化)、事前の準備と
段取りがうまくなるのですから、
今回お伝えした要素をすべて実行
できるようになると言えます。

目標はまず、自分に疑問形にして

を投げかけてみる。

これを新習慣にすることをオスス

メします。

 

多くの人が何か行動を起こすのに、

必要なのは「やる気」だと勘違い

をしています。

しかし、重要なのは「やる気」そ

のものではなく、「やる気」が起
こるメカニズムを理解すること
です。

やる気が起きるメカニズムを理解

し、実践すれば、いつ起きるかわ

からない「やる気」に頼ることも

なくなり、思いどおりに自分を動

かしやすくなります。

これで3日坊主を卒業したあなた

になれると思います。

ぜひ試してみてください。